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抗菌アロマテラピー研究会

【入門編】精油についての問題 その1/正解と解説

各問の解答をA〜Eの中からひとつ選択せよ。


1 抗菌アロマテラピーで、その抗菌活性がもっとも多く学術的に調べられているのはどの精油か。

A.ラベンダー B.ユーカリ C.レモングラス D.タイム E.ゼラニウム

正解D
タイムブルガリス、タイムチモールなど、タイムの系統の精油の抗菌活性がよく調べられています。この選択肢にティートリーが入っていませんが、入っていれば、それを選んでも正解になります。

2 同一量で比較すると、抗真菌活性がもっとも強いのはどの精油か。

A.ラベンダー B.ユーカリ C.レモングラス D.タイム E.ゼラニウム

正解C
抗菌活性などでもっとも活性が強いのは、通常レモングラスの精油で、その中のシトラール(アルデヒド)が活性成分です。しかし、レモングラスの精油は皮膚刺激が高いので、皮膚塗布などには注意する必要があります。次に強い精油は、タイムやゼラニウムです。

3 日本で、皮膚アレルギー(接触性皮膚炎)を起こしたという報告がもっとも多い精油はどれか。

A.ラベンダー B.ユーカリ C.レモングラス D.タイム E.ゼラニウム

正解A
ラベンダーの精油の愛好者がもっとも多いということも原因と関係していて、もっとも注意が必要です。アレルギーを起こさせる感作が、ラベンダーのドライフラワーなどから出る微粉が舞い散って鼻から入ることで起こることを知られていますので、十分な注意が必要です。

4 抗菌アロマテラピーの観点からもっとも作用が緩和な精油はどれか。

A.ラベンダー B.ユーカリ C.レモングラス D.タイム E.ゼラニウム

正解B
ユーカリの精油の主成分1,8シネオールは酸化物であり、抗菌活性、抗炎症活性もそれほど強くありません。しかしながら、1,8シネオールは揮発性が強く、吸気からのどに吸い込まれやすく、粘膜を過度の刺激から守る性質があると考えられます。のどの炎症を緩和する薬*ヴイックスヴェポラップなどに配合されています。
*大正製薬の製品

5 ジャン・バルネが戦場で負傷した兵士に対して用いた精油はどれか。

A.ラベンダー B.ユーカリ C.レモングラス D.タイム E.ゼラニウム

正解A
ラベンダーの精油にも強い抗菌活性があると同時に鎮痛・鎮静作用があり、負傷兵の痛みを軽減させるために用いたと推定されます。