機能性アロマ研究会が発信する抗菌アロマテラピーのサイトです

抗菌アロマテラピー研究会

ココナッツオイルも抗菌アロマです

この2〜3年、ココナッツオイル健康法が流行しました。私もココナッツオイルを料理に使って食べたり、コーヒーに加えて飲んだりしました。その作用は、腸管のデトックスに有効だったり、脳の認知機能向上だったりと多様です。

 

ココナッツオイルの作用と抗菌アロマと結びつけて考える人はほとんどいないでしょう。しかし、ココナッツオイルはほとんど抗菌アロマの塊だと言っていいくらいに、ヒトの体に入ると速やかにリパーゼという酵素で分解されて、脂肪酸タイプのアロマ成分を大量に放出する力を持ちます。また、皮膚に塗布すると表皮に生きている微生物が持つリパーゼで分解され、そのアロマ成分を出します。そのアロマ成分は、デカン酸などの中鎖脂肪酸と呼ばれる分子です。図を注意してみるとわかりますが、黒い球の炭素が10個あるのでデカンという名がついています。別名カプリン酸です。このデカン酸は単独で、また他の成分と共同して多様な生理活性を示します。生理活性としては、抗菌活性、抗炎症活性などがよく知られています。その特徴は、テルペン系アロマ成分ほど香りはよくありませんが独特の活性を持っており、うまく使うとすばらしい効果を発揮することが科学的に証明されていることです。ドクダミハーブウォーターの、多様な機能を発揮するのがデカン酸です。

 

今後数年以内に、デカン酸タイプのアロマ成分がティートリー油に匹敵するように抗菌アロマで使われる日が来ると予想しています。原理的にはココナッツオイルを材料とする料理で、デカン酸を作ることができるはずなので、近いうちにその料理法をこのページで発表したいです。(abe)

Wikimedia Commonsより引用